テグレトールとは主にてんかん発作の治療に使われる薬です。てんかんの突然起こる発作を防ぐ効果もあります。そのテグレトールの服用の仕方にも注意点があるのはご存知ですか?当サイトではその正しい服用方法についてご紹介いたします。

てんかん発作に悩まされる男性とテグレトールの画像

小児割合が多いミオクロニー発作とテグレトールの服用

脳の神経細胞が過剰に興奮してしまうことで発症する病気のことを、てんかん発作と言います。てんかん発作は全般発作と部分発作に分類することが可能で、全般発作に関しては、脳全体において最初から興奮状態に達するもので、部分発作は脳の一部分から興奮が開始して、最終的に脳全体に興奮が広がることがある症状を指します。
大人が発症するてんかんについては、部分発作の割合が多くなりますが、小児のてんかんは全般発作が多いです。全般発作の中でも割合として多いものが3種類あり、三大全般発作という表現が使われる場合もあります。その3種類は強直発作と欠神発作、ミオクロニー発作となります。ミオクロニー発作は小児期から思春期に多くみられるてんかんの発作で、身体を一瞬ぴくっとさせる特徴があります。
てんかんの治療薬として代表的なものにテグレトールがありますが、これは部分てんかんに有効性の高い薬となります。テグレトールは部分てんかん以外の全般発作に関して処方されるのは、強直間代発作のときのみで、それ以外のときには服用することはできません。テグレトールが無効とされている欠神発作やミオクロニー発作の場合に服用してしまうと、発作が悪化されたり誘発される危険性があります。ミオクロニー発作に有効性のある医薬品としては、バルプロ酸が配合されているデパケンやセレニカ、バレリン、クロナゼパムを配合しているリボトリール、ランドセンなどが該当します。抗てんかん薬はリスクの高い医薬品となることから、症状に応じて服用するべき薬が異なってくることや、併用できない薬も多数あることを把握しておいたほうが良いと言えるでしょう。抗真菌薬や抗うつ剤などを服用しているときにも、テグレトールは服用できませんので注意が必要になります。